Salesforce製品を導入するにあたって検討すべきこと

はじめに
Salesforce製品はさまざまなものが存在し、マーケティング関連としては以下のようなものがあります。
- Marketing Cloud Engagement(マーケティングオートメーション)
- Marketing Cloud Personalization(WEB接客/レコメンド)
- Marketing Cloud CDP(カスタマーデータプラットフォーム)
- Marketing Cloud Intelligence(MI(Marketing Intelligence)/分析 可視化)
- Marketing Cloud Advertising(広告連携)
- Tableau(BI(Business Intelligence/分析 可視化))
これらの導入を考えられている場合は、以下のことの検討をおすすめします。
施策
Salesforce製品を導入して、顧客データを活用したOne to Oneマーケティングを実現しましょう。ただし、導入した後、うまくいくケースとうまくいかないケースがあります。何のために導入し、何を実現したいか、改めて整理しておくことが重要です。
顧客といっても、初めてサイトに訪れた方もいれば、毎月購入してくださるリピーター、初めて会員登録した方、昔は利用していたが離脱した方など、さまざまな顧客がいます。
また、興味がある商品やおすすめされたい商品、メールやアプリ、LINE、サイトを見るタイミングなども、顧客ごとにさまざまです。顧客全員に同じマーケティングをしても効果は年々期待できなくなっています。顧客をどのようなセグメントで分けて、そのセグメントにどの媒体でどのようなメッセージを伝えるかが重要です。社内のメンバーで現状の課題や今後やりたいことなどを出し合い、施策の仮説や優先度を定めていくことをおすすめします。
データ
顧客データは、さまざまな顧客接点(サイト、アプリ、メール、LINE、広告等)、そして社内システム(会員データベース、商品データベース、販売管理システム等)などに点在しているかと思います。それらの多数の顧客データの中でどの顧客データをSalesforceに活用したいかを整理しましょう。システム観点ではなく施策観点で考えることが重要です。
あらゆるデータを1つに入れ込もうと考えてしまうと、システムは過大となり、コストや工数が膨大となります。検討だけでプロジェクトが頓挫してしまうケースもあります。どんな施策を実施したいか、その施策にはどんな顧客データが必要となるかから逆算で考えてみてください。データマーケティングは、日々変化していきます。アジャイルで構築し、しっかりとPDCAを回していくことが成功の秘訣です。
さいごに
マーケティングオートメーションや、CDP、WEB接客などを導入したいけど、どのようなポイントを押さえておくことが良いのか、またどの製品を選ぶのが良いのか。弊社ではSalesforceやBraze、HubSpotなどさまざまなマーケティングツールを扱っておりますので、お困りのことがありましたらお気軽にご相談いただけましたらと思います。
本記事に関する詳細はこちら
- 企業名
- SCデジタルメディア株式会社
- 所属部署
- データマーケティングビジネスユニット
- 執筆者
- K.KOMEDA
- 自己紹介
- マーケティングDXでお困りのことありましたらお気軽にご相談ください。
- 保有資格①
- Salesforce 認定 Marketing Cloud アドミニストレーター
- 保有資格②
- KARTE認定資格
- 支援内容詳細
- https://www.sc-dmedia.com/datamarketing